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次の日
ピンポンパンポーンとチャイムがなった。
「一年二組、朝倉美姫さん。至急、生徒会室に来てください。繰り返します・・・」
美姫は早足で生徒会室に向かった。
出きるなら行きたくない・・・。
が、この学校は絶対生徒会制度なので生徒会の、命令をきかなければ退学になってしまう。
バターン!と大きな音をたて生徒会室のドアを開けた。
「二分三十秒だな」
と、長身のいかにも体育会系の男子がしゃべった。
彼は多分、生徒会の体育委員長。三宮太陽(サンノミヤタイヨウ)先輩・・・。
「朝倉美姫さん。生徒会副会長になって下さい。命令です」
命令・・・。
ズルイ!拒否権ないじゃん!
あっ、でも生徒会に入ってもすぐにやめちゃえば・・。
「すぐにやめるのは無理だよ。入ったら三年間止められない。」
そんな・・・。
「副会長の仕事多くて大変何ですよね」
と、多分副会長の藤代孝兎(フジシロタカト)が困ったような顔をしていた。
が、演技っぽい。
まぁ、そこはおいといてどうしても生徒会に入らなきゃダメなの?
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