第2話「偽の笑顔の裏側に」

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生徒会に入った次の日。 今日は休みのため寮の案内をしてもらう事になった。 「え?藤代先輩と二人?」 生徒会長の日向真也は両手や顔の前に合わせて謝った。 「ごめん!急に生徒会の仕事が入って・・・。」 日向先輩が申し訳なさそうに謝るので私の方が申し訳なくなってしまった。 「いいですよ。でも何で藤代先輩何ですか?」 「美姫ちゃんまだ俺と孝兎名前知らないでしょ?他の人まだ挨拶してないしさ」 日向先輩ちゃんと考えてくれてたんだ・・・。 美姫は笑顔で、真也を送り出した。
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