第2話「偽の笑顔の裏側に」

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「ひぃめぇ~!」 ギュッと後ろから誰かが美姫に抱きついた。 可愛い顔した男の子。生徒会書記の山西瑠架(ヤマニシルカ)だ。 「山西先輩?」 「瑠架だよ!僕名前で呼ばれなきゃ答えないよ?」 と上目使いで美姫を見た。 可愛い・・・。 「ちなみに瑠架は腹黒だから」 え? 「違うよ姫!僕は腹黒じゃないよ。孝兎も嘘言わないでよ!」 頬を膨らまして怒る瑠架は子供っぽいため美姫は笑った。 山西先輩可愛い・・・。 「それじゃあ姫!僕今から用事あるから行くね」 手をふってその場を離れる瑠架
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