第2話「偽の笑顔の裏側に」

4/9
前へ
/16ページ
次へ
「じゃあ今から本当に案内するから」 藤代先輩は早いテンポで案内していく。 「最後、みんなの溜まり場かな」 がチャリと扉を開けるとそこには大きく赤い夕焼けが見えた キレイ・・・。それ以外の言葉がみつかならないくらい本当にキレイだった。 「気に入った?」 ニコッと笑った孝兎。 だが美姫は・・・。 「今日は楽しかったです。藤代先輩の偽の笑顔がなかったら」 「え?」 孝兎は驚いた顔をしていた。 「藤代先輩、何で笑顔になるの?笑いたくないなら笑わないでいいんですよ?私は偽の笑顔ならいらない」 二人は沈黙した。 すると孝兎が下を向いて口を開いた
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加