二次元に行きたい

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俺の名前は佐藤悠斗(さとうゆうと)どこにでも居そうな没個性的かつ大量生産的な苗字と名前を持つごく普通の一般的男子高校生だ。ちなみにぴちぴちの17歳!―――――――すまん…古いな……まあ、何で突然こんな自己紹介なんか始めているかというと、今現在の俺の状況が、とてつもなく不可解で理解しがたいものだからだ。一口に言えば混乱している。 今俺は見渡す限り樹木の生い茂る森の中にいる。別にハイキングに来たわけでも森林浴に来たわけでも、ましてや屈強な狩人(ハンター)の如く飛竜を狩りに来たわけでもない。今日も今日とて昨今の男子高校生として退屈な変わり映えしない、されど実はそんな日常こそが一番の宝物的な一日のキャンパスライフを脳みその皺を強制的に増やす公的機関――――学校ともいう――――で終えた私こと佐藤悠斗はクラスメイトの一人と下校していたはず。 実は世界は、長い戦争の末に荒廃し文明は衰退、街に木々が生い茂る超未来的な世界観。なんて事も無く、普通に日本の中の一つの街で普通に住宅街やら学校やらがあるだけの俺の地元だったのだが… 何でこんな所に居るかと言うと、少しばかり時は遡る―――――
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