どうも、私です

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まあ、そんな感じで。 父さん母さんがいなくても 特に寂しいと思うこともなく。 平々凡々な私は平々凡々な日々を平々凡々に生きてきた。 現在の時刻は7:42。 テレビの中の可愛いアナウンサーさんが、 今日の午後から雨が降りそうなので傘を持ってお出掛けください と、素晴らしいスマイルを向けてくれたので折り畳み傘を手に取る。 可愛いアナウンサーさんがそう言ってくれたからだ、ここ重要! そのあと流れた占いコーナーを横目に、私も学校へ行く準備をする。 『今日の占い!今日の最下位は…牡羊座のアナタ! 何か大切なものを無くしちゃうかも…? ラッキーアイテムは折り畳み傘!』 ここで私が牡羊座だとしたら とんでもないフラグな訳だが、 残念、私はさそり座だ!!! ふふん。 ドヤ顔でテレビを見返してやると、さそり座は8位と表示されていた。 び、微妙…。 しかもラッキーアイテムが… え?サングラス? たまたまサングラスが近くにあったため、コサックダンスをしながらそれをカバンの中に入れた。 役に立つとは思えないし、普段は占いなんか信じないんだけど。 当たったらラッキー、くらいの軽い気持ちだった。 「さってと、行くか!」 そろそろ行かないとほんとに遅刻だ。 軽く伸びをしてから家を出る。 もちろん鍵をちゃんと閉めて。
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