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「んなわけないやろ?ちょっと準備運動していただけやしな!ほらっ!」
俺は膝に手をついた状態から肩を内側に入れるストレッチをやって見せた。
すると、向こうの壁から何やら音がするのが聞こえた気がする。
「どうやら敵さんが来たみたいやな…」
俺は前に二つ折りになってる状態から姿勢を真っ直ぐにして、背を伸ばす。
「いででっ!」
急に姿勢を変えたからかちょっとした反動の痛みが自分の体に返ってくる。
「もう、しっかりしてよね!私達は…!」
そこで俺もニヤリと笑いその言葉に頷く。
「分かってる!俺達は何たって…」
俺は右手の白銀の銃を構えて見せると、彼女も気分良さげに左手の漆金の剣を構える。
「「泣く子も黙る、最強コンビ、“トリガー×ブレイド”なん(や)だから」」
俺がテセウスと違う点があるとするならば、アリアドネと一緒に闘っていることやな。
まぁ、そんな、こんなで俺は異世界のここで闘ってます…。
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