プロローグ

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ざっっ………… この世にないほどの静かな強風。風に髪の毛をあおられお前は言った。 「囚人には   死を。」 今まで見せてなかった顔。お前の顔が死んでいるんじゃないか。とかそんなこと言ってる暇ではない。 「お前はどうせ死ぬ運命なんだよ。俺のこの素晴らしいゲームによってね………」 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ…………… 言おうと思っても声が出ない。 「ハハッ? ざまあ!」 俺を蔑んで嘲笑うお前。 俺はぜってーお前を許さない! 裏切り者が! 気づいた時には俺は今までにない痛みに襲われた。
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