作品設定

3/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
【あらすじ②】  後で聞くと、シャウミは銀河を管理する組織『帝政府』の一員であるのだという。 彼女の冒険の目的は、帝政府上層部が隠している惑星『謎匣星』へ行くことだった。 その為には強い力を持ってなければならなく、 『コンバート』という龍族と魔族の強力技が必須だという。 龍族である彼女が求める魔族が、ジノスということであった。 これまた昔、龍族と魔族との間に大戦争があり、 その戦争の果てに龍族が生き残って魔族は全滅したそうだ。 なのに何故か知らないが生き残っていた魔族が、ジノスである。 冒険はしてみたい。 だがジノスは学校にだって通っている。 現実を考えるべきである。だから彼はその誘いは断った。 するとシャウミはこう言った。 「もしあなたが断るっていうなら、私が帝政府の権力を使って、逮捕してもいいのよ。 この龍族が支配する世において、魔族は敵民族なんだからね」 可愛い声音で実に恐ろしい脅し。 ジノスはただ頷き、彼女の冒険に着いていくという選択を強制的にさせられたのだった……
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!