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――輝唯目線――
クラス発表を確認しになっちゃんと歩いていた。
奈「クラス同じかな?」
輝「大丈夫ー大丈夫ー!」
奈「でも…。」
輝「なっちゃんは心配性だなー」
奈「だって、今年は嫌な予感がするから…。」
輝「へぇ?」
なっちゃんの嫌な予感は良く当たる。
けどこの時私はその意味を知らなかった。
あんなことになるなんてねー。
奈「えーっと。」
私となっちゃんは先に掲示板にたどり着いた。
二人で4人の名前を確認確認。
輝「えーっと…あ!!合ったよ!!」
奈「え?どこ?皆一緒?」
なっちゃんは少し興奮しながら私の手元を確認した。
奈「2年Sクラス…!!!」
輝「うっわぁぁぁいー!!!終業試験頑張ったかいあった!!」
奈「ふふっ。そうね。」
顔を見合せながなら御互い喜んだ。
嬉しくて嬉しくて!!
私達の学園は1年1度終業式に終業試験が行われるの。
その成績が来年のクラスになる。
クラス全部でS、A、B、C、Dの5クラス。
その中でもSクラスは勉強が出来るクラス。
私とまつちゃんは死に物狂いで勉強した。
それは受験生か!!ってくらいに…。
なっちゃんとりっちゃんに教えてもらいながら…。
学園でも勉強、帰ってからも勉強。
それはでも頑張ったのは
【来年は同じクラスに成るため。】
1年生の時は成績関係ないクラスだったから
りっちゃんと同じクラスだったの。
でも今年からは成績順…。
奈「ん?どうかしたの?輝唯ちゃん」
輝「えぇ?」
奈「ぼーっとしてる。」
輝「ほぅ!!大丈夫ー!」
奈「それならいいけど?」
輝「うん!!」
私は奈々に笑いかけた。
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