不思議な友達。

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今日から、新学期を迎える。 高校生になって2回目の春。 桜がちらほら見え、綺麗の一言に尽きる。 そんな桜吹雪のなか3人の彼女達は 一人の少女を待っていた。 「遅い…ッ!!」 約束した時間が来ても一向に来ない少女に 苛立ちを隠せない少女が呟く。 「仕方ないよ。あの子だもの」 苛立つ彼女に優しく微笑みながら笑いかける少女。 「そうかっかしないの!!きっとすぐ来るよー!」 場を和ますかのような明るい笑顔が印象的な少女。 そんな彼女達は今か今かと一人の少女待つ。 「あ!!来たよ!!!」 明るく笑顔が印象的な少女が桜吹雪のなかから 走ってくる少女を指差す。 「陸ー!!!このやろー!!!」 苛立ちを隠せない少女が走ってくる少女に怒る。 「ハッ…ハッ…ご…ごめんね」 息があがりうまく話せない少女。 .
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