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輝「聞いて聞いて!!」
陸「うわッ!!」
奈々達の元に駆け寄ると、輝唯が勢い良く抱きついてきた。
その反動で私は尻餅をついた。
茉「おい、輝唯…。」
奈「輝唯ちゃん危ないよ。」
輝唯に注意をしながら奈々が手を差しのべてくれた。
輝「えへへー!嬉しくてつい!
なんとなんと!!皆同じクラスだよー!!!」
きゃっきゃはしゃぐ輝唯を茉理が捕まえ
コッンと音がするかのように軽くこついた。
輝「ふぇ…ッまつちゃんがぶったー!!!」
頭を押さえながらその場にしゃがみこむ輝唯。
そんな輝唯を奈々は優しく慰めていた。
私はそれを見守っていた。
『この幸せは皆との思いで…。』
そんなことを思っていると。
「ねぇ…。あれ男子じゃない?」
「え…。嘘…。」
「てか、イケメン!?」
周りがざわざわし始めた。
私は茉理達から目を離しざわついている方に視線を向けた。
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