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今日は朝起きれば一段と…ダルくて…それに体も寒いし目はぼやけてそれに耳も少し遠い気が…
遠くで電子音が聞こえる…あれは…また誰かが死ぬのかな…?
「っ!レンっ。」
いきなりレンのいる病院から連絡が入った。
もう、危ないのだと。
いつ死ぬかもわからない状態だと。
知っていた、分かっていた、もうあいつが長くないことも、でも、いつも目を背けていた。
無我夢中で走り病室まで来ればひとまず少しは落ち着いたと言われた。
扉を震える手で開く。
「レンっ!」
横たわっていつもより顔色が悪いレンがへにゃりと笑う。
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