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次の日…。
｢今日は理科、生物をやる！｣
｢はい!!｣
返事だけはいいんだよね。
｢昨日と同じようにテストから！｣
｢オッス!!｣
採点中……
うーん。
数学より良いんだけど。
｢植物の章は得意なんだな。｣
｢そこだけは完璧なはず！｣
うん…。
完璧だよ。
だって、
｢30点だよ。｣
しかもその点は全て植物の所。
他は全くダメ。
また次の日…。
｢今日は国語！｣
｢漢字は自信あるぞ！｣
｢じゃあ漢字テストからな。｣
10分後。
｢できた！｣
――――。
――――。
おおー！
｢70点！｣
｢よっしゃー！｣
｢何で漢字は出来んの？｣
｢知らねー。でも小さい頃、両親に"漢字ができる男はかっこいいぞ？"って言われて猛勉強した覚えはある。｣
それだ。
"かっこいいぞ？"って……
何て単純な奴。
またまた次の日。
｢今日は英語だ!!これは大丈夫だろ？｣
両親が海外によく行ってるみたいだし？
｢英語かぁー。会話はできるんだけどなぁ。書けねーんだよなこれが……｣
マジか。
｢単語が書けねーだけだろ？｣
｢まぁ。｣
以下( )の中英語。
(蓮、海外に行ったことは？)
(あるぞ！アメリカ、フランス、ドイツ、まぁいろいろと……)
(いいね！)
(咲は？)
(ないよ？)
(マジ？それでその発音スゲーな！)
(ありがとう！)
(蓮はさすがだね！)
(あっちじゃ日本語通じないからな…)
｢蓮は書けるようになったら100点も夢じゃないよ！｣
｢おお!!俺頑張る！｣
｢うん!!｣
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