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ぼくは不安になりました。
少女は何故来ないのだろう。ぼくの事、嫌いになったのかな。
答えは喉元まで出かかっていました。
それから、少女のせかいに行ってみました。
相変わらず、ぼくはいません。ですが、少女のせかいの真ん中に、他の誰かがいました。男の子です。
ぼくは驚いて、少々呆然としました。
数秒して、涙が出てきました。
やがて少女がやって来て、こう言いました。
わたし、別に好きな人ができちゃった。
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