せかいのおわりとはじまり

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 誰かは、ぼくに優しく話しかけました。そして、色々なことをぼくに教えてくれました。  誰かは、女の子で、少女というらしいです。  そして、ぼくは男の子。  少女は、とても美しい女の子でした。見目もさることながら、心も綺麗でした。  なぜぼくがそう思ったかはわかりません。でも、それでいいことだと思います。  少女は、ぼくのせかいに来る度、色々なものを持ってきてくれました。  するとぼくのせかいは、少女を中心にして緑が増えて潤っていきます。  ある日、ぼくは少女に言われました。  わたしのせかいに連れて行ってあげる。
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