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少女が来ると、ぼくは真っ先に彼女に会いに行きました。友達はそっちのけです。 少女が笑い掛けてくれる度、ぼくは笑顔になります。
少女が帰る時、ぼくは寂しいという感情を抱きます。
なんなのでしょう。友達と遊んでいる時は感じなかったこの気持ち。
気が付いたら、少女は毎日ぼくのせかいに来ていました。
ぼくは当然喜びました。思わずその場で小躍りをしてしまう程にです。
それだけでも嬉しかったのに、ついに少女は帰る事がなくなり、ぼくのせかいに住みはじめました。
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