夏樹浩輔

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夏樹は、眠った。 もう永遠に目を覚ますことはない。 部屋には私一人だけになった。 時計の音も消え、微かに感じていた夏樹の命の音も消えた。 その夜、私はいつまでも夏樹を抱きしめていた。 涙を流し、抱きしめ続けた。 排泄物にまみれた彼の身体に重なって、心も重ねた。 カラになった夏樹君と。 いつまでも。 いつまでも。

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