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〇葉〇 人手不足は、結構な問題らしい。 お客の入りの隙とかに紅花さんから基本的な事を教わりながらも、接客は疎かにしない。 大変だけど、充足感と思えば悪い気はしない。 途中、突然髪をぎゅっと掴まれた。 なに、何なの突然?! びっくりして振り返ると、色を褒めすぐ仕事に戻る紅花さん。 ちょ、マジでなんなのww 「紅花さんの紅も、良い色っすよ」 やられっぱなしも癪だから、長い髪の先をちょいちょいと引っ張って笑い返す。 名前通りの紅の髪は、よく似合っているように思う。 とにかく、一緒に仕事をしていく仲間として少しは認められたんなら嬉しいな。
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