恋って、いいですか?

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レイ「はぁ、はぁ……」 カルル「…………」 レイ「手……ちょっと痛いかも」 カルル「?……!?……す、すまない!」 あわてて離した。 動揺する、今までみるだけだった状況に自分がいる。 レイ「あ、あのさぁ~……」 カルル「???」 レイ「返事、聞いてもいいかなぁ~……なんて……」 ボンッ!!!!心臓が爆発しそうになりやがった……。 なんてこと言いやがる! だが―――― カルル「言わなきゃ……」 レイ「ダメに決まってるじゃん!!私だけとかひどいし!!!」 だよ……な。 覚悟きめる、か。 カルル「レイ……」 びくっ!レイの体が跳ねる。 余計に緊張するだろうがッ。 カルル「……俺も、好きだ……お前が……」 昔、ラヴィ―ナの事が、間違いなく好きだったことを、認識して。 今、こいつの、レイの事が好きなことを、今、自分で確かめる。 レイ「like?」 カルル「バカ……言わせんな」 レイが、瞳を閉じる。 誰も見ていない、この空間の中で、レイが何をしてほしいのか、わかる。 俺は、そっとレイの頭を掌で包み、そっと寄せて、唇の位置を確かめて…… そっと目を……閉じた……。 ………… ……………………。
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