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レイ「疲れたよ~……」
サクラ「だねー……」
突然ゲームの世界に飛ばされてしまったゴッドイーターの彼ら。
辺りは木々が生い茂る森と言ったところか。
背の高い草も沢山生えている様子。
この世界にやってきてから、はや2時間経ったが、街を探して歩くも、見通しが悪くてまだ辿り着かない……。
そんな状況に、比較的体力の無いレイとサクラはもうけっこうヘトヘトだ。
レオン「まぁ、なにも情報もなくあるけばそうなるよなぁ」
サラサ「むむむ……クララはクララをクララがクララクララクララ」
ムラマサ「落ち着けサラサ。しっかし本当に広いなこの森」
ふと、傍らの高い木を見上げる。
木漏れ日は強い。
まだ昼なのか?
フレイブ「ゲームの中の世界なんだよな……」
レオン「どうした突然」
フレイブ「ゲームなら、てっとり早く辿り着くもんだよな~と」
レオン「そらそうだ」
サラサ「こんな設定をしたのは博士……そうだ博士をボコろう!」
ムラマサ「ほんと、サラサ落ち着こう?」
レイ「こっちかなぁ?」
不意に、レイは傍らの道なき道を覗き込む。
背の高い草に遮られた、木々の隙間。
レオン「待った」
レイ「わぁ!」
と、すぐさま隣のレオンに襟をつかまれて引き戻される。
サクラ「どしたの?」
レオン「背の高い草はエンカウントゾーンだろjk!」
サクラ「それなんてポケ○ン!?」
フレイブ「いや、あながち間違いじゃなかったみたいだ……」
え?と、一同が同時に視線を繁みに向けると同時に、草むらはガサリとゆれ……。
グルオォォォォおおおお!!
レイ「クマ!?」
巨大なクマ、即ちグリズリー?アオアシラ?
サクラ「どっちでもいいよっ!!!!」
すぐさま戦闘態勢!
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