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サラサ「で、結局間に合わなかった訳だけど」
数時間後、一行はテントを張り、テーブルに着く、まさにそれはキャンプ!
もう周囲は星空に月光に焚火に彩られているそんな中、ただいま会議中。
サラサ「さて、みんな何かご感想は?」
レイ「ムラマサが作った料理おいしかった!」
サラサ「レイちゃん一番食べてたもんね!!!でもそれは今聞いてない!!!」
ムラマサ「流石レイちゃん。で、サラサの感想は?」
サラサ「時間かかりすぎだちきしょおおおおおおおおおおお!!!!」ばんばん!
ムラマサ「ですよね」
サクラ「て言うか、こんなとこで野宿なんて大丈夫かなぁ?すっごい心配なんだけど!」
レオン「テントと言う回復アイテムを使って魔物に襲われてたまるか」
フレイヴ「もしそうなったら……博士を叩きのめすだけじゃすまないな」
サクラ「だよね!」
そして、話題は底をつく。
底をつくと……無言、無言。
ムラマサ「にしても、暇だよな~」
レイ「つまんないね~……」
サラサ「暇な時間を利用してクララを――――」
レオン「おい、俺たちは今どうして休んでると思ってる……」
サクラ「それじゃあ、この暇な時間を利用してギャグを―ー」
サラサ・レオン「却下」
サクラ「はやっ!!!」
フレイヴ「そうだ、恐いハナシをしよう」
レオン「ほう?そういうからにはネタがあんのか?」
突然、フレイヴが表情一つ変えずに提案。
なお、その瞬間にサクラのギャグ並みに凍りついた人物がちらほら……。
レイ「こここここわい!??!?」
サクラ「まって、なんでこのタイミングなの?わけがわからないよ」
サラサ「答える必要はない、今すぐその口を閉じろ。そして二度と開くんじゃない」
フレイヴ「それは、近い過去の、とある女の話……」
サラサ「今すぐやめろ、今すぐその話をやめろおおおおおおおお!!!!」
手で塞がれたサラサの耳にも、残念ながらその話は届いた……。
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