隠れオタでもゲームがしたい!

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終わった……。俺の高校生活……。 俺は、肩を落とした。絵に描いたようにガックリと。 すると、何故か今度は彼が慌てた。 「わ、悪い!驚かせるつもりとか無くて!ほら、島風ってゲーセンとか格ゲーとかしなさそうじゃん?だから、見掛けた時に珍しいなぁ……って、思って!」 「え……あ、あぁ……」 どうやら彼は、俺が驚いたと勘違いしたらしい。いや、まぁ、確かに驚いたのだが……。 「あのさ……島風、格ゲー初心者だろ?見てて思ったんだけど」 「あぁ……」 「驚かせたお詫びって言うのも変だけど、俺が教えてやるよ!」 「えっ!?」 ……それが、俺と天野シンゴの出会いだった。
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