気の向くままにフラフラと。

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声が聞こえたような気もするけど、気のせいだろ。 現実的にあり得ないし、突拍子もない。 「あり得ないなんてあり得ない。だったかな?」 あぁ、なんか聞き覚え?いや、漫画のセリフに見覚えがあるな。そんな感じの。 「でしょでしょ!」 懐かしいな。 今日の仕事終わったらBOOK・OFFでも行ってくるか。 んな事より、夢落ちならさっさと起きないかな。 意識ははっきりしてるから、そろそろだとは思うけど 「いやいや、だから転生フラグだってば!もう地球に君は存在しないんだよ。僕のミスでね!」 さっきからうっせぇなぁ! 仮に転生フラグだとして、自分のミスで人殺しといて謝りもしねぇのかよ! あまつさえ堂々とミスですって公言しやがって! 「だからこうやって謝りに来てるじゃないか!それなのに、君がこっちに見向きもしない!それに心読むの結構メンドイからいい加減気付いて!」 どーせ誰もいねぇーよ! なんたってこれは夢なんだら……え?嘘 ふと頭をあげると、天使みたいな翼をつけたイケメンがいた 「ドチら様でゴザイまショウか?」 「ふぅ。これでやっと話が進められる。」
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