6/14
前へ
/14ページ
次へ
しばらく歩くと柄の悪い二人組に囲まれた 「おねいさん、一人?」 「あら、裸足とかどったの?」 二人は何が楽しいのかゲラゲラ笑っている 「一人なら、遊ばない?」 軟派か。クリスマスイブに軟派とかセンスないけど。 何も答えずにそのまま脇を通ろうとしたら強引に腕を捕まれた。 「車そこだから、乗れよ」 このままじゃ、ヤバイ 私は声を振り絞った。 「乗りません!離してっ! 誰か助けて!!離して」 思い切り大声を張り上げたら誰か助けてくれるんじゃないか? そんな考えは甘かった。 .
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加