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俺は物心が付いた時から富豪達が集うこういったパーティーが大嫌いだった。
会話を聞いてりゃ、他人の不幸、経営実績、ある時は自慢話、儲け話等…
本当にくだらない会話ばかりでヘドが出る。
だから俺は兄さんの護衛を他のやつに託して静かな所でワインを飲みながら煙草を吹かすのが当たり前になっていた。
俺がぼーっと星空を眺めていたら会場へと繋がる扉が突然開き、一人の若い女が俺が座っているベンチに1人分スペースを開けて座ってきた。
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