兄の婚約者

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(綺麗な女だな…) 胸が大きく空いたタイトなデザインの深紅のドレスに柔らかそうな白い肌、脚を組んで少しはだけたスリットから見えるスラッと伸びた足がなんとも妖艷でセクシーだ。 俺は我を忘れて女の脚に注目していた。 (俺は変態か!!) そう思った俺は気を取り直して女の脚から目をそらした。 「貴方も気分転換なの?」 「は?」 俺は気が抜けた返事をし、声の持ち主の方へ顔をあげると先ほどのセクシーな女が人当たりが良さそうな明るい笑顔で俺を見つめていた。
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