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「なっなんだよ。」
「あたしの事…嫌い?」
すると突然女は今にも泣き出しそうになっていた。
俺は柄にもなく焦って女の肩を思わず抱いてしまった。
「わっわりぃ!!」
女を自分からつきはなそうとしたが女はこのままで良いと言わんばかりに俺の肩に身体を預けていた。
「お前と俺は、初めて出逢って会話という会話してないだろ?だから嫌いになるわけないだろ。」
「そう。良かった♪あたし、舞っていうの。美月コーポレーションの社長の娘。」
(美月コーポレーション…確か最近実績が伸び悩んでるような事兄さんが言ってたな……)
俺はそんな事を考えていたら放送アナウンスが流れ、今夜のメインイベントが始まるから大広間に集まれという内容が流れた。
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