俺はブッチャー

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鳴り響くアラーム音。 イライラしながらその音の元を薄目で探し求める。 「あった…」 限界まで腕を伸ばして目覚ましを止めて、今朝も五時半きっかりに起床。 ブッチャーの朝は早い。 ベッドに腰掛け肩を回し、腰に手を当て、利き手である右手をグーパー。 「よし。今日の調子はまあまあだ。」 そう小さく独りごちると俺は煙草に火を点けた。
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