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「よし、じゃあ俺の質問タイムだ。
突っ込む点もたくさんあるので嘘はつかないように。」
「バッチコーイ!」
かの有名なイチローのバッターボックスでのおきまりの仕草をマネながら答えてるけど、それ言葉の用途間違ってるからね。
「まず彼女の亜美ちゃん、怒るよね?」
「憤怒するね、殺されちゃう」
「どーするの?」
「言わないでいく」
「言わないなら、俺はいかない。どーするの?」
すると携帯を出し何やらメールを打っているようだ。
おお。
見直した。
まさか正直に言うなんて。。
「ほい、確認してくれ。」
翔はメールを送り終わったのか、
携帯を俺に差し出してきた。
「。。。。」
メールの内容は、
『亜美の束縛、嫌いじゃないんだけどおれには少し重いみたい。ごめんないきなりで。友達に戻ろう。』
であった。
「おい」
「ん?でもこれなら文句ないでしょ?」
「亜美ちゃんとはなんで付き合ってたの?」
「可愛かったから」
「なんで別れたの?」
「もっと可愛い子と遊べるのに遊べなくなるから☆」
なんだその純粋無垢な笑顔は。
「罪悪感は?」
「あるよ?だから友達に戻ろうって書いてあるでしょ?」
「もういいです。次の質問いく前に一ついいかな?」
「COME ON☆」
「いつもの事だけど、特に今みたいな会話の時はせめてもう少し普通に話してくれないかな。」
「どしたのいきなり?」
。。。。
こいつ。。
「そうだね。おかしくなっちゃってたみたい。
ごめんね。
次の質問いこうか」
「? うん。」
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