プロローグ

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母のびっくりないたずらに、ホッとするのと呆れるのとで、怒るどころではなかった。 とは言え、ゆっくりしていると本当に遅刻しかねないので、ほどほどに急いで家を出た。 すがすがしい朝の空気が、今日も幸せだということを教えてくれている気がした。 腕時計を見ると、もう6:30。少しだけ急いで駅に向かった。 なにせ、今日は大事な日だ。
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