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ブロロロ・・・!
ブロロロ・・・!
ゴオオオオオ・・・!
ブロロロ・・・!
ゴオオオオオ・・・!
ゴオオオオオ・・・!
・・・ど、どうしよう・・・
ノウサギのイチゴは、ひっきりなしに走り行く車の列の隙をずっと見計らっていた。
・・・このまま、待ってたらキツネに捕まっちゃうし・・・
・・・このまま渡っちゃったら、車にはねられて死んじゃうし・・・
・・・右に行っても左に行っても、ガードレールが邪魔で走れないし・・・
・・・かと言って、引き返したらキツネの思うつぼだし・・・
「はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!」
その時、ノウサギのイチゴの長い耳は、迫り来るキツネの息づかいを聞き取った。
・・・ど、ど、ど、ど、どうしよう・・・
ノウサギのイチゴは、益々おどおどした。
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
・・・車道を渡るか・・・?
・・・やっぱり戻るか・・・?
ノウサギのイチゴは、迷いに迷っているうちに、腹をすかせたキツネがどんどんどんどん、ノウサギのイチゴに迫ってきました。
・・・やっぱり・・・
・・・やっぱり・・・
・・・渡るか・・・!
ノウサギのイチゴは、
「せーーーーのっ!」
と、勢いをつけると、一目散に6車線のうち2車線の真ん中まで駆けていった。
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん!!
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