三国乱世へと降臨せし覇龍

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――――――――――――――― 神「ふぅ……適応力はあるみたいじゃな。…まあ、合格じゃ」 男「は?」 ……何なんだコイツ?上から目線でものを言いやがって…。 神「さっきから聞いてれば……人間風情が、調子に乗るなよ?…自分の分を弁えろ!!」 男「黙れ」 さっきから聞いてれば――だと?…貴様が勝手に俺の心を読んでるだけじゃねぇか。 覚悟しろ。…俺は人に心を覗かれたりするのは気に食わん。 ヒュン!!! 俺は強い踏み込みと共に神へと肉薄し、右の拳を神へと振りかぶる。 神「……ひれ伏せ」 神は神力を込め、そう口を開く。 この力は、神が神たる所以でもある力であり、それは一般に言霊と呼ばれるものである。 常人ならこの力を前に屈し、地面へと強制的にひれ伏してしまう。 ドガッ! 神「…ぐはっ!?……な、何故だぁ……何故、わしの力が効かんのじゃっ!!?」 ―――――――――――――――
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