覇龍VS飛将軍

14/33

1194人が本棚に入れています
本棚に追加
/278ページ
――――――――――――――― キィィン!キィィン!キィィン!キィィン!キィィン! 夏侯惇は龍の素早い連撃を七星餓狼で受け止め、龍の攻撃を防いでいく。 龍「せいっ!!」 夏侯惇「くっ…!?」 キィィィン!!!キィィィン!!! だが、龍の一振りは一撃一撃が重く、鋭く、そして速い。 夏侯惇は龍の一撃を受ける度に苦痛の声を洩らし、手に痺れを残していく。 龍「終わりだ!!」 夏侯惇「…くっ!?」 ヒュン!!!ガキィィィン!!! 夏侯惇は龍の渾身の一撃に等々、自身の得物を弾かれ、龍に天龍刀を突きつけられる。 龍「ふぅ―――俺の勝ちだな」 夏侯惇「う……降参だ…」 司会「勝者、覇焉!」 観客「「「わあぁぁぁぁっ!!!」」」 龍は闘いを終え、夏侯惇と握手を交わした後、夏侯惇と共に次の対戦へと目を向ける。 司会「四回戦目、華蝶仮面対傭兵団隊長!……開始!」 司会者の合図が下され、華蝶仮面と呼ばれた顔に仮面をつけた女性と歴戦の猛者ともいえる体つきをした男がそれぞれの得物を構える。 それぞれの得物は―――槍(華蝶仮面)と両手剣(傭兵団隊長)。 ―――――――――――――――
/278ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1194人が本棚に入れています
本棚に追加