覇龍VS飛将軍

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――――――――――――――― 傭兵団隊長は華蝶仮面の一撃をかわした後、腰に提げた片手剣を鞘から抜き去り、華蝶仮面に向けて構える。 華蝶仮面は素早く体勢を立て直し、一気に傭兵団隊長へと肉薄する。 華蝶仮面「はいっ!はいっ!はいーっ!!」 ヒュン!!!ヒュン!!!ヒュン!!! そして華蝶仮面は、傭兵団隊長へと連続で突きを繰り出す。 キィィン!!キィィン!!ガキィィィン!!! 華蝶仮面の素早い槍さばきに、傭兵団隊長はなすすべもなく得物を弾かれる。 傭兵団隊長「むぅ……参った…」 司会「勝者、華蝶仮面!」 観客「「「おおぉぉぉぉーっ!!!」」」 対戦の決着がつき、観客たちから歓声が上がる中、龍と夏侯惇は華蝶仮面の話で盛り上がっていた。 夏侯惇「あの仮面……私も欲しいな…。後で譲ってもらうか……」 龍「…え?……やめた方がいいと思うぞ…。あれは…なんというか……イタイ奴がつけるものだ」 夏侯惇「イタイ奴…?…そうか、覇焉がそう言うならやめておこう」 ―――――――――――――――
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