覇龍VS飛将軍

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――――――――――――――― 龍『………やはり天下の飛将軍……一筋縄ではいかないか』 龍は右手で天龍刀を構え、呂布を見据えながら左手で眼帯へと手をかける。 呂布「……?」 そして、呂布が疑問を浮かべているのも気にせず、龍は自身の方目の視界を覆っていた眼帯を外す。 龍「………」 その瞬間に龍の雰囲気が一気にがらんと変わり、龍は自身の根底から力が溢れ出していくのを感じ取る。 龍は沸き上がる力を体に馴染ませていき、某ドイツ軍人の猟犬と同じ台詞を言う。 龍「―――Hasen Jagd!!【ハーゼン ヤークトゥ】」 呂布「っ!!?」 そんな龍の様子に呂布も気付いたのか、すぐに警戒の念を強め、方天画戟を構え直す。 ―――闘いは終盤へと差し掛かっていた。 ―――――――――――――――
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