第一章

3/15
前へ
/33ページ
次へ
いつもの私なら もうこれ以上何も言ってもしょうがない と諦めているのだが この日だけは違った 私の筆箱には 同じクラスのサトシくんへのラブレターが入っていた それを死んでも見られたくなかった私は筆箱をもつ男子を追いかけた いつもと違う反応をしたせいか面白がる男子と それを必死に追いかける私 「なんだよ、ドラゴンのくせにトロいんだよ(笑)」 「こいつ、きっと筆箱の中身見られたくないんだ(笑)」 「マジか、なら開けちまおうぜ(笑)」
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加