本当の母親

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「ワフッ」 連れてかれること30分なんかでっかい狼の所に着いた すげぇ傷だなおまけに鎖で縛られて 「持って後5分くらいだな」 「…この声、京かい?あぁごめんね私がバカなせいで」 なんで俺の名前知ってるんだ? それにこの声懐かしい 「私の身はもう持たないこの力をもらってくれ」 「ちょっと待て意味がわからない息子?俺はこの世界と違う所から来たんだ。それは何かの間違いじゃ」 「ごめんね {我が名はフェンリル、汝に力を今渡そう} 愛してるよ。私の大事な京」 なんだこの光それにフェンリルって …母さん? 段々暗くなる視界のなかで母さんらしき人が微笑みを浮かべたような気がした。
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