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白虎のおかげで無事神社についた琥珀は白虎の背から降りると本殿の方へ歩き始めた。 「……ばーちゃん、結界はっとる。どないしよww」 だが本殿の前まできたのはいいが結界が張ってあり中を見ることはできない。 そのとき、琥珀の十八番の一つ。結界破りを琥珀は使った。 「誰だ!」 「ん?あんたが誰や?」 結界を破ると赤に近いような髪の男が中からでてきた。 琥珀が振り返ると男は驚愕の顔をしていた。 (なんなん?あの顔…メッチャ受ける~!クハハハハ!って私はどこぞのパイナップルやねん?!あんなんいやや!とにかく…) 「おーい!そこのあんちゃ~ん?いい加減はよう戻ってきい」 琥珀は密かに爆笑すると男に声をかけた。 すると男は意識を取り戻し琥珀を睨みつけるようにじっとみていた。 (あ、戻ってきてもーた…なにやってるん私…あーあ、超爆笑もんやったのに) 「おい!てめーは誰だって聞いてんだよ!なんとかいいやがれ!」 「おー怖っww私は春日琥珀っちゅーねん。なぁ犬戒君どこおるか知らんか?」 「は?慎司?慎司なら…「僕はここですよ」なんだ、そこにいたのか」 「あ、春日さん、先程はすみませんでした!」 「あぁ、別に大丈夫やで?白虎がここまでつれてきてくれたからなぁ。」
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