【第一章】『出会い』

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「ほんとにごめんなさい、 いつもはティアラのお散歩はお庭でするんですけど、 今日はすごく良いお天気だったのでお庭の外に出てみたんです、 そしたらうれしくて興奮してしまったみたいで、 痛くないですか?」 「あぁ、別に大丈夫だよこの位、 そんな事よりスゲー家だな、 お前の親父いったい何やってんだ?」 「パパ?別にたいした事ないわ、会社の社長よ」 「へえそうなんだ、 会社の社長をしてちゃこんな豪邸に住んでいてもおかしくないな、 表札に伊集院て書いてあったけど、 これだけの豪邸に住んでちゃ、 まさか伊集院財閥とは関係ないよな」
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