【第三章】『初めての体験Ⅰ』

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しばらく車を走らせると、 ようやく遥の家の前に到着した。 「遥ちゃん、遥ちゃん着いたよ、遥ちゃん」 するとようやく目を覚ました遥。 「もう着いたの?」 「もうって、結構寝てたぞ!」 そして翔矢は、一度車を降りると、 大きな門の脇にあるインターフォンを押した。 それに出たのは、執事の小早川だった。 「はい、伊集院ですが」 「翔矢です、今帰ってきました」 「お待ちください、ただいま開けますので」 車を中に入れ、玄関前に横付けすると、 玄関前には小早川が出迎えて待っていた。
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