【第三章】『初めての体験Ⅰ』

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「そうか、じゃあそれはこっちで調べてみよう」 「じゃあスポンサーになってくれるの?」 「その選手にスポンサーに付くだけの価値のある選手ならばな」 「ありがとうおじい様」 「おいおい、まだ決まったわけじゃないぞ! 喜ぶには気が早いんじゃないか? それに栄一が何て言うか」 「パパ?」 「そうだ、あいつは遥には厳しいからな、 遥がレースをやってる彼のためにスポンサーになるよう頼んだとなると、 あいつも良い顔しないんじゃないか?」 「やだぁ、おじい様ったら彼なんて、 別にそんな関係じゃないよ、 それにまだ知り合ったばかりなのよ」 「そうなのか?」
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