【第三章】『初めての体験Ⅰ』

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「パパはお前の事が心配なんだ、 どうせ暴走族の延長でそんなことやってるんだろ」 「そんな事言わないで、 ちゃんと夢を持ってやってるんだから」 「どうせちっぽけな夢なんだろ」 「ちっぽけなんかじゃない、 世界グランプリでチャンピオンになるって言う、 大きな夢よ」 「そんなの叶うわけないだろ」 「どうしてパパはそんな言い方しかできないの? 最初からあきらめていたら、 夢なんか持てないじゃない」 そこへ、祖父の栄太郎がやってきた。
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