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「翔矢おかえり、どうだ調子は」
「まあまあかな?
遥のど乾いたろ、
何か飲むか?」
「うん!」
「何が良い、付いてこい」
そして翔矢が財布を手に取ると、
遥と一緒に自販機に向かった。
自販機の前に立った翔矢は、
コインを投入口に入れると、
遥に尋ねた。
「何がいい?好きなの買って良いぞ」
しかし遥は戸惑っていた、
好きなの買って良いと言われても、
どうしたら良いか解らなかったのだ。
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