第1章 『青天の霹靂』

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「あのまま?」 「ええ、家の中でも外でも同じ印象ね」 「そうなんだ、寝起きが悪いとかは?」 そう尋ねた忍に、桐華は「そうね」と過去を振り返った。 「……そういうことも特になかったわ。いつも普通な感じ」 「どういう経緯で一緒に暮らすことになったんだい?樹利が『俺の家に来いよ』って言って来たとか?」 そう言った忍に桐華は「まさか」と笑った。
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