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雄太を交えてのバーベキューパーティを終えた夜。
はしゃぎ疲れたまりあは、お風呂から出てすぐ、気絶するように眠りについた。
「……それにしても、本当にどうして、まりあの不思議な力が影を潜めちゃったんだろう」
寝室のベビーベッドでクークーと眠りにつく、まりあの頭を撫でながら呟いた可愛に、
樹利は「そうだな」と呟きながらベッドに腰を下ろした。
「ねえ、樹利、本当に親しい誰かに不幸が起こったりしたら、どうしよう」
沈痛な面持ちで樹利の隣に座った可愛に、樹利は思わず笑った。
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