川原 悠

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そして今日も僕は自分の部屋でゴロゴロしていた。 窓から見える綺麗な青空は僕に向かって「ここは君がいるべき場所ではない。」と言われているような気がした。 僕に居場所なんか何処にもない、僕は必要な人間ではないと…… じゃあ、何で僕は生まれてきたんだよ。 僕なんか生まれて来たってただ邪魔なだけじゃないか。 僕に生きる価値なんてないのに。 ならいっそのこと死んでしまおうかと思ったりもしたけど、とてもそんな勇気はない。 やっぱり僕は弱虫だ。 僕は何もできない。 青空を眺めながらそう思った。
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