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「リン、ご飯できたよ!」
「は~い」
華宮リンは双子の兄と暮らす16歳の少女である。
ロングで明るい茶色の髪に水色に近い綺麗な瞳を持っている。
兄の名前は華宮ソラ。リンと同じ髪の色と瞳の色を持っている。
リンとソラは小さい頃に両親を無くし、今までずっと二人で暮らしてきた。
「あっ、今日はシチュー何だね!!」
リンはテーブルの上で美味しそうな匂いを漂わせてるシチューを見て目を輝やかせた。
そんなリンを見てソラはクスっと笑みを零してリンと向かい側の席に座った。
「リン、今日の朝あまり食べなかったからお腹空いてるだろ?」
「眠かったんだもんっ」
「リンは朝弱いからな~」
ソラは、夜の9時には寝ちゃうのにな。と思いながらスプーンでシチューを掬って食べ始めた。
ちなみにこのソラ特製シチューは沢山の野菜が小さめに切ってあるのであまり野菜が好きではないリンにとって食べやすかった。
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