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輝日東高校に通い始めてから3年の2学期12月の初め―――
純一「はぁ~、とうとう12月に入っちゃったのか………」
梅原「そぅだぁ~俺なんか、俺なんかなぁ………もう少しで人生最大の青春期が終わるってのに彼女がいないんだぞ!!」
棚町「梅原君に一生青春は来ないと思うわよ(笑)」
梅原「そんなぁ~」
橘「薫、それは言い過ぎだろ」
棚町「えっ、違うの???」
梅原「棚町~本心でもそれだけは言わないでくれ(涙)」
橘「(そうだよな、今年こそ頑張らなきゃ)」
棚町「純一、なんか言った?」
橘「いっ、いや!何でもないよ!」
麻耶「ほら~、HR始めるから席に着きなさ~い。っと、その前に転校生を紹介するわね。」
橘「え?転校生?こんな時期にどうしてまた……」
梅原「男子?女子?いやっ、絶対女子だよな!?」
橘「そんなこと僕に聞かれても分かるわけないだろ?」
麻耶「入って良いわよ!」
ガラガラガラ
転校生がクラスに入ってきた瞬間みんなが静まり返った
?「え~と………」
?「はじめて、今日から転校してきました、谷古宇汀です。 慣れないことが沢山あると思いますが、これから宜しくお願い致します。」
クラスの全男子と女子一部に歓声があがった。
麻耶「汀さんは両親の都合で転校してきました。皆、仲良くね。」
麻耶「汀さん、橘君の隣の席が空いてるからそこに座って」
汀「はいっ!」
………
汀「君が橘君ね?」
純一「う、うん、そうだよ」
汀「これからヨロシクね☆」
純一「こちらこそよろしく」
純一(結構可愛いな)
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