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水村一行は、笹原 早紀の家に遊びに行くこととなった。
水村「笹原ん家ってどんな家なんだ?」
笹原「いやぁ普通だよ普通」
進藤「まだ着かねぇのか?」
笹原「あ、もう着くよ」
片桐「思いのほか遠いとこから来てるんだぁ」
進藤「どれが笹原ん家か当てようぜ!」
水村「俺はあの赤い屋根の家かな」
片桐「いや、あの3階建ての家っぽくない?」
進藤「実はあのアパートだったりな」
ピタッ―っと笹原の足が止まる。
水村「どうした?」
笹原「着いたよ」
進藤「着いた……ってよ……」
片桐「ま、まさか」
笹原「これが私ん家だよ」
『えぇええっっ!!!』
驚くのも無理はないだろう。目の前にあるのは30階くらいまでありそうな高層ビルだ。
笹原「何してるの? 早くあがって」
水村たちは愕然としながらも笹原についていく。
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